小さい頃からバイクが好きだった私

もう結構、昔の記憶だが二十代半ばの頃の思い出。
ボクは就職で東京に来たが、田舎とは違い、物価も高くて、決して生活も余裕がある訳ではなかった。 たから、車が欲しくても維持費だけで高くついてなかなか買うことができなかった。
ただ、ある旅行をキッカケにバイクとの出会いがあり、免許も取りまっさらな二輪を手に入れることができた。 とはいうものの排気量250ccのバイクで、車と比べて保険料や税金などがとても安い! また、燃費もメチャクチャいいので、ボクとしては決して高いかいものではなかった。
それからというものは、バイクが全て!みたいな生活だった。 当時、付き合っていた彼女がいたが、何よりバイク優先の休日。 とはいうものの彼女は手放したくないから、オフロードでタンデムツーリングもよくやった。 今みたいに高速道路での二人乗りができない時代だったので長旅では彼女には苦労かけてしまった。
でも、バイクは一人で走るものだと今でも、そう思っている。 何がいいかというとバイクで走ってる時の解放感! 誰にも束縛されず自由な時間を独り占めできる。ナンテ贅沢な時間か! 本当にコイツ(バイク)とはよく走ったと思う。
ボクの実家が九州なのでバイクで帰省したこともあった。 それも高速道路を使わずにひたすら一般道路。 大型の夏休み10日間あったが、往復に要したのは6日間! オフロードバイクなのでシートが細く、長い間、乗っていると、さすがにお尻が痛くなってくる。また、 左腕の筋もクラッチレバーのため感覚がおかしい。
それでも、この旅は、立ち止まる箇所箇所で楽しい交流もできた。 やがて、このオフロードバイクとも別れる時が来てしまった。 愛着もあったのだが、ボクが東北へ転勤することで乗る機会も減るからだった。
転勤は時期外れの12月。冬だとさすがに乗れない。東北でも春からツーリングには最高の時期である。 でも、結婚も間近であったし転勤先では車購入の予定もあったので泣く泣く手放さざるを得なかった。
東京を離れる一週間前に近くのバイク屋にいったが、もともと新車で購入したのと人気車ということもあり高い査定で下どってもらえた。 別れる時、アイツも新しいオーナーに可愛がってもらえるいいなとふと涙ぐんだことを今でも思い出す。